法律とは

それぞれの家庭、自治会、市、県、そして国家に代表されるもののように、何人かの人間が一つの組織を作り上げるとき、その組織内には必ず決まりを定める必要が生じます。
全ての人間が、他人の事を思いやる行動だけを取るとは限らず、組織を構成する人間の数が増えれば増えるほど、様々な状況を想定した決まりが必要になってくるのです。
そして更には、人間の集合体であるところの組織の集合体の場合、更に問題は複雑となります。
これは、人間一人一人に異なる価値観や利害関係が発生するのは言うまでもなく、その異なる価値観や利害関係を調整した組織が集まれば、その調整は更に困難なものになるのは当然と言えば当然の結果なのです。
現在の日本における行政組織は、まさにこの状態であると考えられ、各自治体の間で定められた条例を調整する為に、その自治体を束ねる行政組織にも別の決まりが必要となってくるのです。
国家におけるこの決まりは法律と呼ばれ、組織に、つまり国に所属している全ての人、また、全ての自治体はこの決まりを守る義務と責任を負い、その決まりの中で価値観を、また利害を追求する権利を行使する事ができるのです。
どの社会でも言える事ですが、決まりを守れない、守ろうとしないならばその組織に属する事はできないのです。