意義

日本に限らず、法理の意義は、予測可能性を担保し、人々が自由に行動出来るようにする点などがあります。多種多様な価値観の人が同じ国や地域に共生する為には、予め、して良い事としてはいけない事を定めておくことで予測可能性を担保することが出来ます。分かりやすい例で言えば、日本では少ないと言え、車内で有毒物質を蒔く集団が、「これが日本をより良くする為には必要だ」などと言って無罪になってしまうのでは、人々は安心して電車を利用することが出来なくなってしまいます。こういった、予測可能性を担保する機能が特に高いのは刑事系の法律ですが、民事でも企業間の取引や個人の契約において、法律によって納得して契約等を行えるというメリットがあります。法理の世界では、自然法と行政法という分類をすることがあります。自然法というのは、人を殺めてはいけない、盗みを働いてはいけない、といった普遍的な法律で、多くの地域や時代で共有されています。これに対して、行政法というのは、その土地や時によって、多数派がより良い生活を送れると考えて制定するもので、条例なども含まれます。例としては、一つの自治体ではある物が「燃えるゴミ」とされているのに、隣の市町村では同じ物が「燃えないゴミ」「燃やさないゴミ」などとされているような場合です。いずれにしても、法律の予測可能性を担保するという機能を考えると、住む場所で気になる部分については調べとくと良いでしょう。

Comments are closed.